断熱欠損の調査への利用
サーモグラフィはもともとが、温度計測の道具なので、温度で計測可能なものに関しては、もっとも 得意とするところです。右図は冬の時期に三階建ての木造住宅を撮影したものです。まずは、空調関係の 配管の断熱材が不足しているために、配管の表面温度が10℃にもなっています。また居室のガラスから の熱漏れは仕方がないとしても、一階を見てみるとガラス窓以外の壁表面温度も高くなっていることから、 壁の断熱材も不足していることがわかります。
サーモグラフィはもともとが、温度計測の道具なので、温度で計測可能なものに関しては、もっとも 得意とするところです。右図は冬の時期に三階建ての木造住宅を撮影したものです。まずは、空調関係の 配管の断熱材が不足しているために、配管の表面温度が10℃にもなっています。また居室のガラスから の熱漏れは仕方がないとしても、一階を見てみるとガラス窓以外の壁表面温度も高くなっていることから、 壁の断熱材も不足していることがわかります。
右は貯湯槽、左は給湯
管です。断熱材が破損
いるか、もしくは入って
いないことが分かりま
す。
真夏の杉並区役所の南
面です。ネットを張った上
にツタ系の植物が伸びて
います。右図の表面温度
を
みると植栽の有無に
よって10℃も温度の差
があることがわかりま
す。
冬期に撮影した右図のおいては、軒裏・出窓裏の温度が高くなっています。
これらの箇所では断熱材が
入っていないことがあります。